我が家に猫がやってきた

わたしの築70年の家に新たな同居人が増えた。猫である。
元々誰かに飼われていたのだろう。色つやが良くて毛並みが整っていた。ただし数日間なにも食べていなかったのか異常に痩せていた。保護されたのは別の場所であるが、親戚の家には既に別の猫が飼われていて、喧嘩になると言うことで我が家に引き取られるということになったのだ。第一に心配だったトイレのしつけは、本日無事にしてくれたようで、わたし個人としてはホッとしている。
これからは何かと出費のいる事態となってくる。まず動物病院に連れって行って予防接種やら定期健診やらを行う必要がある。時期が確定すれば去勢手術も必要だろう。雄なので雌ほど時間がかからないのが幸いだ。一人暮らしで自分の生活がカツカツなのでこれ以上の金が逃げていくのはつらいものがあったが、幸いなことに、猫好きの親族からの資金提供があって、猫の世話に関してはお金の心配はしなくて良さそうだ。
問題は時間の配分である。わたしは文筆業を生業としているために、パソコンと向き合うデスクワークだ。猫と向き合えるのだから良い運動になるかもしれないが、たまに仕事がのるとついつい周りが見えなくなる。だから猫の餌を忘れるとかそんなことがありはしないかと不安なのである。
相手は生き物、命である。命を助ける以上はその責任を負わなくてはならない。飼い主とはそんなものだと思っている。